へろほろ

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なぜ同僚を嫌いだと感じてしまうのだろうか?

こんにちは★

へろほろです。
このブログを初めて全然考えがまとまらず更新を途絶えていました。

教員を辞めて思う事や考える事を発信していこうと思い、ブログを開設してみたはいいものの、教員と関係ない事ばかりしているもので頻繁な更新ができずにいました。

さて、今回は「なぜ同僚を嫌いだと感じてしまうのだろうか?」
これについて考えていこうと思います。



私が退職した1番の原因について振り返る

採用されて3週間で既に「いつか退職しよう」と心のどこかに抱きながら働き続け、
「絶対退職してやる」に変化したのは2年目。

この年は実に大変でした。

赴任して来た主任
産休明けの中堅
2年目の私。



この赴任して来た主任が問題でした。

要は仕事のできない人間でした。
教員の世界は年功序列。仕事ができなくて済まされるのは40歳くらいまで。
この主任はもう45歳。
年的に学年主任くらいできないと・・・・
というのが校長の意向でした。


私は2年目でしたが、運動会の表現(踊り)を1人で考え、朝早く出勤して校庭で準備をし
休み時間には音響の準備、練習後の片付けを行いました。

同じ学年の中堅は産休明けということもあり、自分のクラスのことだけしかできない状況でした。
主任は自分のクラスのことすらこなせていな状況で荒れていました。


学年の仕事とクラスの仕事、2年目がこなしなんとか学年を回していたという感じです。

給料は年功序列。残業代はなし。

一体何のために働いているのだろうか・・・・?


子供の未来のためでしょうか?


この他にも若手が仕事を抱えないと学校が回らない状況が多々あり、もやもやしながらもこなしていきました。


3年目の6月
私は過労で出勤できなくなりました。
ノロのような症状が2年目の3月からあり、
3年目の4月には電車に乗ると2つ目の駅で気持ち悪くなる為
毎朝下車をしてトイレで嘔吐。
5月になると胃が痛み、
2週に1度は熱と胃もたれ、嘔吐で休み、
6月には起き上がれなくなりました。





あの頃のもやもやを整理してみよう

「教員生活を続けるなら何が嫌なの?」とあの頃の私に問われたら、
真っ先に以下の2つを主張します。

●仕事をしない人間と学年を組みたくない
●もう職員と1日中関わりなくない



特に小学校は学年を組むとその職員と1年中1日中共に仕事をしていきます。
半日授業の期間になると、お昼ご飯まで共にしなければなりません。
「連携」って採用試験のときに学んだけど、そこまで共にする必要はあるのだろうか???


最近あの頃と同じ感情になったんです。



退職後の私

3年目の6月に過労で倒れてからは半年療養休暇を取りました。
その後休職に変わり、合計15ヶ月間休んだ後に退職届を出し、短い教員生活を終えました。


そして介護の世界へ進むことにしました。

最近じわじわと人気になりつつある、サービス付き高齢者住宅で訪問介護職員です。


そろそろ転職して1年になるのですが、新しいパート職員(63歳過ぎ)が入職し、教えなければならない状況になりました。

彼女はベテランで14年経験のあるそうで、施設を転々としていたと話ます。

高齢者住宅での訪問介護は施設より簡単な仕事なので、これは期待できるなと初めは思ったのですが、、、、、




確かに仕事はできる。



でも・・・・・



入居者との関わり方、姿勢について問題が、、、、、。




入居者を子供扱いするんです。
そして上から目線なんです。



横にいる私も不愉快になるくらい対応に問題が。




あれ?なんで私この人のことイライラしているんだ???



教員時代は他クラスについて別に関心はありませんでした。
よその担任がどんな理不尽な指導していても私はイライラするまでにはならなかったのです。
「よそはよそ。うちはうち。」


でも学年で動くような機会がある時にはしっかり学級経営していないクラスに対して腹が立っていました。



今は・・・・

入居者がすごく可哀想だと思うのが率直な意見。
このままだと、新しく来た職員に対するクレームが増えるのが目に見えています。


あれ??教員時代
他クラスの子供達が可哀想だなんて思ったことなかったぞ???
何が違うんだ???



「自分が関わるか関わらないかの違いなのかもしれない・・・・」



私にとって仕事をする上で「関わる」ということはと感情移入レベルが上がり、「こんなことしたら可哀想だろ!!」という気持ちがますます強くなっていきます・・・。


私の選ぶ仕事は、子供にも高齢者に対しても尽くす仕事でした。

その人のできること、いいところを伸ばして楽しく人生を送るお手伝いをするのが仕事。




それに反することが起きてしまうと私は「イライラ」という感情が芽生えるらしいのです。


担当制なら「よそはよそ。うちはうち。」

という考えになって気にならないはずです。

今の職場は担当制ではないので、いろんな職員が入居者と関わる環境になっています。


だから余計に自分の仕事に対する方針に反するようなことをする職員がいると「イライラ」する傾向があるようです。




アドラーの心理学では、「他人に期待をするな」という言葉がある


確かに期待をしなければ人を嫌いにならないかもしれないが、
どの環境でも当てはまるものではないなということが分かりました。


期待をしないで新しい職員と関わったとしても
入居者に失礼な対応をしている時点で「イライラ」は解消されません。



ある意味「よそはよそ。うちはうち。」という思考は他人に期待をしないことなのかもしれない。


でも、それは自分の仕事の範囲外での話です!!

自分の仕事の範囲内で起きたことは自分を防衛するためにも「イライラ」という負の感情が芽生えるんだということに、今回気づかされました。



そうか!
自分の仕事の範囲内が守られれば快適に仕事をすることができるんだ!!!

今後に生かしていきたいものですね。